就職情報サイト「リクナビ」を運営するリクルートは9日、2025年卒業予定の大学生の就職内定率が9月1日時点で94・2%だったと発表した。24年卒の同時点と比べて2・7ポイント増えた。現行の採用日程になった17年卒以降で、過去最高だった。
内定先の業種は「情報通信業」が26・8%で最多。「製造業(機械以外)」が17・3%、「機械器具製造業」が15・3%と続いた。
内定を得た学生の67・6%は2社以上から取得。リクルートは、複数内定を得た学生の辞退に伴い、追加募集する企業が増えるとみている。
調査は9月1~4日にインターネットで実施。804人が回答した。