米国で世界初の眼球・顔移植報告 事故でけが、1年定着も視力なし
2024/09/10/00:02
【ワシントン共同】米ニューヨーク大の医療チームは9日、事故で顔に大けがをし、左目も失った40代男性に、眼球と顔の大半を移植する世界初の手術を実施したと米医師会雑誌で報告した。1年余り経過を見守ったが物が見えるようにはならなかった。ただ免疫拒絶はなく、正常な眼圧や血流は維持されている。チームは視力回復も可能な移植法の開発に向けた一歩になったと評価した。