埼玉新聞

 

除染土再利用、基準に合致 IAEAが最終報告書

  •  福島県内の除染土を保管する中間貯蔵施設。奥に東京電力福島第1原発が見える=2月、福島県大熊町

     福島県内の除染土を保管する中間貯蔵施設。奥に東京電力福島第1原発が見える=2月、福島県大熊町

  •  除染土を再利用する国の計画についての最終報告書を伊藤環境相(右)に提出するIAEA職員=10日午後、環境省

     除染土を再利用する国の計画についての最終報告書を伊藤環境相(右)に提出するIAEA職員=10日午後、環境省

  •  福島県内の除染土を保管する中間貯蔵施設。奥に東京電力福島第1原発が見える=2月、福島県大熊町
  •  除染土を再利用する国の計画についての最終報告書を伊藤環境相(右)に提出するIAEA職員=10日午後、環境省

 国際原子力機関(IAEA)は10日、東京電力福島第1原発事故に伴う福島県内の除染土を再利用する国の計画について「安全基準に合致している」と評価する専門家会合の最終報告書を伊藤信太郎環境相に提出した。国は第1原発周辺に設けた中間貯蔵施設に搬入した除染土で放射性物質濃度が比較的低いものを全国の公共工事などに使い、処分量を減らす方針。

もっと読む
ツイート シェア シェア