埼玉新聞

 

暴力団とつながっていたか…「裏スロ」の店員ら逮捕 さらに店員の上司を指名手配、埼玉県警に出頭

  • 違法裏スロ事件、常習賭博容疑で男を逮捕=草加市

 「裏スロ」と呼ばれる違法な賭博で利益を得たとして草加市の賭博店が摘発され、店員の男3人らが逮捕された事件で、県警捜査4課と草加署の合同捜査班は4日までに、常習賭博の疑いで、草加市新栄2丁目、経営コンサルタントの男(41)を新たに共犯者として逮捕した。

 逮捕容疑は共謀の上、7月中旬ごろから9月29日までの間、草加市氷川町の賭博店で、不特定多数の客にパチスロ機を使用して金銭を賭けさせる違法な賭博を行い、利益を得た疑い。県警は認否を明らかにしていない。

 同課によると、男はこれまでに逮捕された店員の男3人より上の立場で店に関わっていたとみられる。県警は9月29日、同店を摘発し、押収した証拠品の精査などから、男の関与が浮上。同30日に指名手配し、行方を捜査していたところ、今月3日に同容疑者が草加署に出頭した。県警は同店が暴力団組織とつながっていた可能性もあるとみて全容解明を進める。

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