浦和署は15日、さいたま市浦和区のパート女性(53)が還付金名目で現金約200万円をだまし取られたと発表した。
同署によると、女性方に3月30日午後2時40分ごろから数回、市役所職員や金融機関職員を名乗る男から「介護保険手続きの返還がまだ済んでいません。受領書の発行手続きをします」などと電話があった。
信じた女性は4月1日午後0時5分ごろ、同区内の商業施設内にあるATM(現金自動預払機)コーナーで男の指示通りにATMを操作。指定された口座に現金約200万円を振り込んだという。女性が現金を振り込んだ後、家族に話をして詐欺を疑い、110番した。