<新型コロナ>ワクチン廃棄…医療機関で冷蔵庫のコンセント抜ける 職員が帰宅後か ふじみ野市が注意喚起
2021/10/06/00:00
ふじみ野市は5日、市内の医療機関でワクチン保管用冷蔵庫のコンセントが外れたため、保管していたファイザー製の新型コロナワクチン70バイアル(420回分)を廃棄した、と発表した。
市保健センターによると、同機関で今月3日午前から午後1時ごろまで、市民対象のワクチン接種を実施。その後、従業員は帰宅。翌4日午前8時ごろ、保管用冷蔵庫のコンセントが外れているのを出勤してきた看護師が発見した。
同製の新型コロナワクチンは使用する際、冷蔵庫から取り出して30分以内に希釈し、接種することなどが決まっているという。
保管用冷蔵庫のコンセントが外れた原因は分からず、市は「コンセントが抜けないように固定するとともに、差し込み口や配線回りを確認するように注意喚起する」としている。