加須市は5日、新型コロナウイルスワクチンの市内の個別接種医療機関で、ワクチン(ファイザー製)を使用しようとしたところ、冷蔵庫内の温度が18度になっていたことから2バイアル(12回分)のワクチンを廃棄したと発表した。
市によると、5日午前8時半ごろ、市内の個別接種医療機関でワクチンを使用しようとしたところ、冷蔵庫内の温度が18度になっていた。基本型接種施設からワクチン2バイアルを補充し、当日の接種は予定通りに行われた。
原因はコンセントの接触不良と思われる。市は今後、コンセントの接続や庫内の設定温度の確認を徹底するよう指導した。