埼玉新聞

 

<新型コロナ>マスクせずBBQ、飲酒や騒音…閉鎖の河原、6日から利用可能に 夜間は自粛を呼び掛け

  • 飯能河原入り口に設置されていた閉鎖中を示す看板=8月、飯能市

 飯能市は新型コロナウイルス感染拡大防止のため8月7日から閉鎖していた飯能河原について、政府による緊急事態宣言が解除されたことを受けて6日正午から閉鎖を解除する。同様の対策として閉鎖していた中央公園駐車場についても同日午前8時から利用可能となる。

 今後、バーべーキューなど火気を使用した調理、飲食は指定した場所で行うように誘導するほか、夜間におけるごみの不法投棄や花火、音響機器、大声などの騒音によるトラブルを防止するため、閉鎖解除エリアについても夜間の立ち入り自粛を呼び掛ける。

 同市は7月の4連休中、感染防止対策の徹底を呼び掛けたにもかかわらず、バーべーキューなどを楽しむ利用者の多くがマスクを着用せず、飲酒も見受けられた状況からさらなる利用者の増加、感染拡大、地域住民の不安が増幅していくことが懸念されるとして、県飯能県土整備事務所と連携し、飯能河原を閉鎖していた。

ツイート シェア シェア