埼玉新聞

 

中絶や化石燃料で攻防、討論会 司会がトランプ氏の誤り指摘

  •  10日、米フィラデルフィアで開かれた大統領選候補者討論会の冒頭、握手するトランプ前大統領(左)とハリス副大統領(ロイター=共同)

     10日、米フィラデルフィアで開かれた大統領選候補者討論会の冒頭、握手するトランプ前大統領(左)とハリス副大統領(ロイター=共同)

  •  10日、米フィラデルフィアで開かれた大統領選候補者討論会の冒頭、握手するトランプ前大統領(左)とハリス副大統領(ロイター=共同)

 【ワシントン共同】米大統領選の討論会では、ハリス副大統領が人工妊娠中絶の権利、トランプ前大統領は化石燃料開発と、それぞれ得意分野で攻勢をかけた。司会者がトランプ氏の主張の誤りを指摘する場面もあった。

 ハリス氏は中絶の権利擁護を掲げ「政府やトランプ氏が女性の体についてあれこれ言うべきではない」と断言した。

 トランプ氏は「出生後でも赤ん坊を殺せる州がある」と主張したが、司会者に「そんな州はない」と否定された。

 シェールガス開発に使う「フラッキング(水圧破砕法)」の是非ではハリス氏の歯切れが悪かった。以前は禁止の立場だったが、産出地を抱える激戦州に配慮して容認に転じた。

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