埼玉新聞

 

JR貨物、全列車一時停止 データ改ざん、荷物に遅れ

  •  貨物駅の西浜松駅を走行する貨物列車=昨年6月、浜松市

     貨物駅の西浜松駅を走行する貨物列車=昨年6月、浜松市

  •  記者会見で陳謝するJR貨物の犬飼新社長(左)=11日午後、東京都渋谷区

     記者会見で陳謝するJR貨物の犬飼新社長(左)=11日午後、東京都渋谷区

  •  貨物駅の西浜松駅を走行する貨物列車=昨年6月、浜松市
  •  記者会見で陳謝するJR貨物の犬飼新社長(左)=11日午後、東京都渋谷区

 JR貨物は11日、列車の車輪に車軸を通す作業で、日本産業規格(JIS)で定められた基準値を超える圧力をかけていたのにデータを改ざんするなどの不正があった問題を受け、正午前から全ての貨物列車の運行を一時停止したと発表した。全面停止は極めて異例。午後5時ごろから順次、運行を再開したが、ヤマト運輸と佐川急便は地域によって荷物の配達に遅れが生じると発表した。

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