埼玉新聞

 

ウクライナ支援、違い鮮明 米大統領選の討論会

  •  米大統領選に向け、初のテレビ討論会で直接対決に臨んだ民主党候補ハリス副大統領(右)と共和党候補トランプ前大統領=10日、米フィラデルフィア(AP=共同)

     米大統領選に向け、初のテレビ討論会で直接対決に臨んだ民主党候補ハリス副大統領(右)と共和党候補トランプ前大統領=10日、米フィラデルフィア(AP=共同)

  •  米大統領選に向け、初のテレビ討論会で直接対決に臨んだ民主党候補ハリス副大統領(右)と共和党候補トランプ前大統領=10日、米フィラデルフィア(AP=共同)

 【ワシントン共同】米大統領選の討論会で、民主党ハリス副大統領と共和党トランプ前大統領の外交政策の違いが鮮明になった。ロシアの侵攻を受けるウクライナについて、ハリス氏は独立と自由のため同盟国と支援を続けると強調した。トランプ氏は「戦争終結が米国の利益だ」として仲介に努めると主張し、双方に妥協を求める姿勢を見せた。

 ハリス氏は「同盟の基盤は友人を大切にし、民主主義を重んじることだ」と述べ、米国がリーダーの役割と責任を果たすと訴えた。トランプ氏について、ロシアのプーチン大統領や北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記ら独裁者に「憧れている」と批判した。

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