埼玉新聞

 

無理心中か…実家に帰省した母と男児死亡、近くに包丁が 普段は父と3人暮らし 帰宅した母の両親が発見

  • 母子死亡=鴻巣市

 6日午後3時25分ごろ、鴻巣市赤見台の住宅で、2歳の男児と母親(39)が倒れているのを、帰宅した母親の両親が発見、「2人とも意識と呼吸がない」と119番した。母子はその場で死亡が確認された。

 鴻巣署によると、母子はさいたま市内で夫と3人で暮らしており、母親の実家に2人で帰省していた。母親は1階の浴室で、男児は2階の洋間の布団の上に倒れていた。男児に目立った外傷はなかったが、母親の右手首に切ったような傷があり、近くに包丁のようなものが落ちていたという。

 同署は、現場の状況などから母親が無理心中を図った可能性が高いとみて、経緯などを調べている。

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