埼玉新聞

 

女子の制服にスラックス、埼玉の公立高校で導入増 防寒や多様性への対応に 同窓会などから反発の声も

  • 15日まで「高校制服承り会」を行う八木橋百貨店。寒さ対策などを理由に、女子用スラックスの購入希望者が少ないながらも増えていると話す=熊谷市

 埼玉県内の公立高校で女子の制服にスラックスを導入する学校が増えている。「動きやすい」「暖かい」と生徒たちの評判も上々。新年度から導入する高校もあり、着用する生徒はさらに増えそうだ。学校側は防寒など機能面の利点のほか、性的少数者(LGBT)ら多様性への対応といった教育的な意義を掲げる。LGBTの受容を推進する団体は「性的多様性を考えるきっかけになる」としつつ、他分野での選択肢の必要性も促す。

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