埼玉新聞

 

「原子力発電ゼロにできる」菅直人元首相が講演 2011年振り返り、現政権「間違った方向に進んでいる」

  • 脱原発について講演する菅直人元首相=21日、さいたま市浦和区

    脱原発について講演する菅直人元首相=21日、さいたま市浦和区

  • 脱原発について講演する菅直人元首相=21日、さいたま市浦和区

 立憲民主党最高顧問の菅直人元首相が21日、さいたま市浦和区の埼玉会館で開かれた原子力発電に反対する市民集会で、「総理大臣として福島原発事故といかに闘ったか」と題して講演した。2011年の東京電力福島第1原発事故当時、首相だった経験を振り返り、現政権を「運転期間の延長や新たな原発をつくるなど、間違った方向に進んでいる」と批判。「再生エネルギーで日本の電力は十分に供給可能。原子力はゼロにできる」と強調した。

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