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社長挨拶

埼玉新聞社は1944年(昭和19年)10月16日に発行され、今年で創刊80年となります。

創刊80周年を迎えて

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代表取締役社長:関根 正昌

埼玉新聞は2024年10月16日、創刊80 周年を迎えることができました。これもひとえに読者の皆様、そして様々な形で埼玉新聞社をご支援くださっている方々の長きにわたるご厚情の賜物と、心から感謝申し上げます。

80年前の創刊当時、私どもの先輩は紙面でこう宣言しました。「埼玉新聞は県民の公共機関である。国や県の施策には何を置いても協力する。さればとて尻馬には乗らぬ。また暴走はしない。正しく強く協力し、かつ実行する」この精神は弊社内に今も生きています。80年のあいだには厳しい試練の時代もありましたし、短いながらもバブルに踊った時代もありました。それぞれの時代、その時々の先輩は、時代の変化にもがき苦しみながらも、この精神だけは忘れずに仕事に打ち込んできました。その一端が垣間見えるのが1994年刊行の「埼玉新聞五十年史」ですが、創刊80周年を迎えるにあたり、主に直近の30年の出来事に焦点を当てて編さんしたのが当誌です。

30年間の年表にざっと目を通すだけでも、激甚化する自然災害への対応(各社間の災害時連携協定締結など)、個人情報保護法対応、政令市シンポジウムや市町村合併リレーシンポジウムの開催など時代を映す出来事が数多く見られますし、本社移転という一大事業や「ニューメディア報道部」の設置、指定管理業務への参入やアニメ特集紙面の発行など「平成の埼玉新聞」も変革の時代にあったのだな、と改めて感じさせてくれます。この本を開く皆様が、ご自分の歴史と照らし合わせながら、ご自分を顧み、埼玉の過去と現在を考え、その未来を思い描く一助にしてくだされば幸いです。

日本人の平均寿命は80歳を超えるまでになっていますが、それはいつか何歳かで止まります。これは仕方のないことです。しかし、埼玉新聞は80歳を超えてますます健康、活発でなくてはなりません。100歳、120歳と年齢を重ねていかなくてはなりません。それがこれまでお世話になってきた皆様に対する恩返しであり、責任だと考えます。

残すべき精神、伝統はしっかりと守りつつ進取の気性も忘れず、次の世代へと着実にバトンをつないでいく所存ですので、引き続き御指導、ご鞭撻のほど、なにとぞよろしくお願い申し上げます。

会社概要

会社名 株式会社 埼玉新聞社
企業理念 地域を元気に
事業内容 日刊一般紙埼玉新聞の発行 ウェブ版、モバイル版埼玉新聞の配信 各種広告の企画・制作 各種イベントの主催 施設の運営・管理業務 出版・印刷業務など
本社 〒〒331-8686
埼玉県さいたま市北区吉野町2-282-3
TEL.048(795)9930(代表)
HP https://www.saitama-np.co.jp/
創刊年月日 1944年10月16日
資本金 8,000万円
代表者 代表取締役社長 関根正昌
従業員数 約163人(臨時職員含む)
役員 代表取締役社長 営業統括 関根正昌
取締役販売局長兼クロスメディア局長 販売開発部長兼発送部長 金子年一
取締役経営改革本部長兼総務経理局長 制作担当 依田英男
執行役員編集局長兼ニュースセンター長 砂生敏一
監査役 浅沼禎一郎
取引銀行 埼玉りそな銀行、東和銀行、武蔵野銀行、埼玉縣信用金庫他
関連団体 一般財団法人埼玉新聞社会福祉事業団
関根正昌社長

代表ご挨拶

読者、支援者への感謝
埼玉新聞は2024年10月16日に創刊80周年を迎えました。読者や支援者の皆様に感謝を申し上げます。創刊当時の精神「県民の公共機関として国や県に協力しつつ、暴走しない」という理念は今も受け継がれています。過去の変革や自然災害、個人情報保護法への対応、本社移転など多くの試練を乗り越え、今後も次世代へ伝統を守りつつ成長を続ける決意を新たにしています。

埼玉新聞題字

創刊100年を目指して

報道を通じて地域社会への貢献
埼玉新聞社は創業80年を迎え、地域に根ざした報道を通じて埼玉の発展を支えてきました。政治、経済、文化、スポーツなど多様な分野で取材活動を行い、県民に信頼される報道機関としての役割を果たしています。時代の変化に対応しつつも、地域社会への貢献という基本理念を貫き、今後も埼玉県の未来を共に築いていくことを目指しています。

旧社屋

埼玉新聞80年の歩み

試練を乗り越えて
埼玉県唯一の県紙『埼玉新聞』は2024年10月16日に創刊80周年を迎えました。地域紙の発行は明治、大正、昭和の激動期に困難を極め、戦時統制下の「一県一紙体制」を経て、埼玉新聞社が設立されました。1944年10月16日、タブロイド判2ページの第7期『埼玉新聞』第1号が発行され、以来数多くの試練を乗り越えながら発行を続けています。

埼玉新聞社の年表

埼玉新聞社の出来事
埼玉新聞は1944年の創刊以来、地域に根ざした報道を続け、多くの節目を迎えました。最近では、ホームページやスマートフォンでの情報発信、震災への義援金活動、企業キャラクターの誕生など、多様な取り組みを通じて進化を遂げています。2024年には80周年を迎え、地域との絆を深めつつ、次の時代へ向けた挑戦を続ける決意を新たにしています。

郷土・埼玉と県民に愛を捧げることを
キャッチフレーズに込めました。